社会福祉法人の会計情報

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平成28年度決算関係スケジュール(平成29年4月14日、沖縄県子ども生活福祉部)

制度改革情報

 平成29年4月13日現在の「平成28年度決算関係スケジュール】が沖縄県のホームページに掲載されています。

 平成28年度決算関係スケジュール(PDF:729KB) (平成29年4月14日、沖縄県子ども生活福祉部 発行)

 何時までに何をどのようにするかまとめられており、良くできた資料だと思います。

 ご覧いただければわかりますが、この中に社会福祉充実計画のポイントが端的に記載されていましたので紹介しておきます。

社会福祉充実計画のポイント

 

【ポイント1】
○ 社会福祉充実財産は、毎年度算定することが必要であり、一度算定した財産額が永続的に固定されるものではない。

 

【ポイント2】
○ 控除対象財産は、社会福祉充実財産の算定上の計算ルールであり、実際上又は会計上の使途を限定するものではない.

 

【ポイント3】
○ 計画の策定はあくまで社会福祉充実財産の使途を「見える化」するために行うもの。
○ 計画の内容は、地域の福祉ニーズを踏まえつつも、最終的には法人が自主的に判断。
○ 社会福祉充実財産は、収益事業を除き、職員処遇の改善や建物の建替など既存事業の充実又は新規事業の展開など、多様な使途に活用可能。

 

【ポイント4】
○ 計画は、原則、社会福祉充実財産の全額について、5年で活用。ただし、合理的な理由がある場合には、計画期間の10年までの延長が可能.。

 

【ポイント5】
○ 所轄庁は、法人の自主性を最大限尊重し、計画が明らかに不合理な内容を伴うものでない限り、承認する。

 

【ポイント6】
○ 計画は、社会福祉充実財産の増減など状況の変化に応じて、柔軟に変更が可能。