不正関係
10月1日付で大阪市の市民の声のページに、保育所の補助金不正に関するものが掲載されていました。固有名詞は出ていませんが、森友系列の保育所のことでしょうね。
大阪市:法人監査について (…>お寄せいただいた「市民の声」>福祉)
大阪市:施設運営に関わる補助金不正受給について (…>お寄せいただいた「市民の声」>福祉)
これを読むと大阪市の監査時には書類は全て揃っていたとのことです。そりゃそうですよね。その時にわかっていたら当然、指導するはずですので。
管轄の異なる幼稚園との兼務などもあり、単独の監査ではわからなかったということだと思います。源泉徴収票を新たに調査書類に加えると書かれていますが、書類の偽造は簡単なので、これだけでは防げないと思います。
事前予告無しや関連施設の同時監査などを行わないと発見するのは難しいかも知れません。
森友系列の社会福祉法人肇國舎は、財務諸表等電子開示システムで何も開示していません。
保育士不足が判明し、大阪市から期限を切って充足するよう指導を受けましたが、充足できず、6月27日付で7月1日から6カ月の事業停止命令が出ています。
大阪市:高等森友学園に係る事業停止命令について (…>大阪市内の保育所・保育サービス>保育所)
このような場合、後発事象や継続事業の前提などの注記をどうしたのか興味があったのですが、計算書類は提出されていないのかも知れませんね。
肇國舎のホームページは「2017.5.09 採用情報を掲載いたしました。」という最後の更新情報で止まっています。
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