制度改革情報
第２０回社会保障審議会福祉部会資料「社会福祉法人制度改革の実施状況について」に現況報告書等の集約結果がまとめられているので紹介します。
1.社会福祉法人の状況
1-1.所在地別法人数
・ 都道府県別では、大阪府（1,191）が最も多く、次いで、福岡県（1,142）、東京都（1,062）と続いている。
1-2.所轄庁別法人数
・ 一般市（45.5%）が最も多く、次いで、都道府県（26.1%）、指定都市（14.9%）、中核市（13.3%）、厚生労働省（0.2%）と続いている。
1-3.法人種別法人数
・ 一般法人（87.6%）が最も高く、次いで、社会福祉協議会（9.2%）、その他（1.9%）、社会福祉事業団（1.0%）、共同募金会（0.2%）と続いている。
1-4.設立認可からの経過期間別法人数・ 36年～40年（1,588法人）が最も多く、次いで、11年～15年（1,362法人）、41年～45年（1,320法人）と続いている。
2.社会福祉法人の経営状況
2-1.「サービス活動収益」の規模別の法人の割合
・ 1億～2億円（26.6%）が最も多く、次いで、1億以下（17.5%）、2億～3億円（13.3%）と続いている。
・また、サービス活動収益の平均は約5億円である。
2-2.社会福祉法人の経営状態（全国平均）経常増減差額率
・全国平均3.6%
・中央値3.4%
これらの現況報告書の集約結果は「社会福祉法人の財務諸表電子開示システム」で見ることができるようになる。（H29.12.20現在未確認）
