社会福祉法人の会計情報

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社会福祉振興助成事業の実施に当たり、虚偽の賃金台帳等を作成するなどして、架空のアルバイトの賃金、車両の借料損料等を助成対象経費としていて助成金の交付が過大(会計検査院)

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 「社会福祉振興助成事業の実施に当たり、虚偽の賃金台帳等を作成するなどして、架空のアルバイトの賃金、車両の借料損料等を助成対象経費としていて助成金の交付が過大」とする検査結果が会計検査院のホームページに掲載されています。

 独立行政法人福祉医療機構 | 不当事項 | 平成29年度決算検査報告の概要 | 最新の検査報告 | 検査結果 | 会計検査院 Board of Audit of Japan

 独立行政法人福祉医療機構に関する不当事項となっていますが、福岡県久留米市の社会福祉法人が助成金を不正に受給したとする内容です。

 不正の手口は、助成対象経費の水増しです。

・雇用したとするアルバイト9名のうち5名は役員の親族で雇用実態が無かったにもかかわらず、虚偽の賃金台帳、労働条件通知書等を作成していた。(341万円)

・賃借したとされる車両4台は、実際には購入したものであったり、役員所有で賃借料が払われていなかったが、虚偽の賃貸借契約書や領収書等を作成していた。(236万円)

・事務所の家賃を支払っていないにもかかわらず、虚偽の賃貸契約書等を作成していた。(153万円)

・委託していないテレビ電話設備の保守に関する委託費を支払ったこととしていた。(77万円)

 

(以上会計検査院の検査報告より抜粋して引用)

  真っ黒です。