社会福祉法人の会計情報

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10回転職した男が語る「障害者福祉」の深い闇(東洋経済オンライン)

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 業界を転々とされた方の視点を通して社会福祉業界について書かれています。

 10回転職した男が語る「障害者福祉」の深い闇 | 公共・福祉サービス | 東洋経済オンライン | 経済ニュースの新基準

 納得できるところもありますが、そうでないところもあります。

単刀直入に言えば、社会福祉業界全般に、深刻なコンプライアンス上の問題があるのだ。社会福祉のことを第一に考え、まじめに運営する経営者も多く存在するが、いざ不正に手を染めようと思ったら、抜け道はいくらでもある。書類上整っていさえすれば、自治体の監査はスルーできることが珍しくないからだ。Aさんによれば、H社の経営者夫婦も、ことあるごとに「市にはわかんないから」と発言していたという。そして、こうした不正が起こる原因を突き詰めていくと、まともに経営すると事業として儲からない、という点に行き着く。

  補助金の不正請求事件が後を絶たない状況を見れば、「深刻なコンプライアンス上の問題がある」ことは、事実だと思います。

 しかし、真っ当な経営でそれなりの収益を上げているところもあると思いますので、「まともに経営すると事業として儲からない」と言い切ることには違和感があります。

 社会福祉法人の皆様はどのように感じますでしょうか。

保育園の問題について(市民の声)【大阪市】

不正関係

 大阪市のホームページで、ある保育園の問題について市民の声が寄せられ、その回答が掲載されています。ある保育園とは元理事長夫妻が逮捕されたあの保育園のことだと思います。

 大阪市:保育園の問題について (…>お寄せいただいた「市民の声」>子育て)

 市民の声に対するものなので、簡単にさらっと回答していますが、やはり何らかの対策が必要だと思います。

 大阪府の方では同様の問題がないか調査したところ、他にも同じような事例が発覚したそうです。

 大阪府、幼稚園の補助金1590万円返還請求へ 教職員「専任」要件満たさず…森友事件受け調査し発覚 - 産経WEST

 「わんずまざー保育園」があった姫路市では、学識経験者らでつくる市の「子ども・子育て会議」から事前通告なしに立ち入り調査を行うといった再発防止策を盛り込んだ答申が市に提出されたそうで、10月から改善策の実施を行う方針だそうです。

 認定こども園の不正で改善策、姫路市の子ども子育て会議 - 産経WEST

 問題が発覚すると監査が厳しくなるので、優良な保育園にとっては迷惑な話ですね。