社会福祉法人の会計情報

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第1回社会福祉法人会計基準検討会 資料(厚生労働省)

会計基準関係

 6月10日に開催される題1回社会福祉法人会計基準検討会の資料が厚生労働省のホームページに掲載されています。

 第1回社会福祉法人会計基準検討会 資料(厚生労働省)

 構成員名簿を見ると、会計士協会の内部の委員会のようなメンバーですね。

 この会議の役割は、「本検討会における検討課題と優先順位について」に記載されています。

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 まずは組織再編に関する会計処理を検討し、その他の会計基準、社会福祉協議会に関する事項へと進んでいくようです。

 普通の社会福祉法人にとって一番大きいのは2の「他の法人形態で適用されている会計基準や会計処理の適用の要否」だと思います。公益法人や独立行政法人なんかもそうでしたが、最初は一般企業よりは緩い会計基準でスタートし、その後、どんどん一般企業と同様の会計基準が取り込まれて来ました。

 おそらく社会福祉法人もそうなると思います。会計的には意味があるから企業会計では様々な会計基準が導入されているのですが、社会福祉法人の計算書類の利用者が意味がわからないのであれば、本当にそのような情報が必要なのかどうか疑問です。

 今のままの会計基準で良いと私は思うのですが、そういうわけにはいかないのでしょうね。